KAYANOFILM

ワークショップ詳細

演技初心者〜上級者まで映像演技を本気で上達させたい方なら誰でも参加可能です。
演技ワークショップで行う内容の詳細です。
各クラスの参加者によって多少変動する可能性がございます。

【新型コロナウイルス感染拡大防止について】
※演技本番以外は常にマスクの着用をお願いいたします。
※参加当日の検温のご協力をお願いいたします。発熱や咳等の風邪症状が見られる方はご連絡の上、参加を見合わせいただきますようお願いいたします。
※アルコールでの手指の除菌や換気など各種感染予防対策にご協力ください。
その他注意事項は参加受理メールにてお知らせいたします。

ワークショップ内容

台本/脚本の読み解き方

役作りに必要な、台本/脚本の読み解き方を学びます。
台本/脚本を読み解く際に役立つ思考力や読解力、映画的センスを鍛えます。

演技実践

台本を元に演技プランを練っていただきます。
各チームに分かれ打ち合わせ、練習などを行います。
役者の皆さんの演技に基づき、演技指導を行います。

オーディション練習

オーディションの場で自分を魅力的に魅せる為の練習を行います。
実際にキャストを選ぶ立場にある監督の目線で、アドバイスを行います。

プロフィールチェック(希望者のみ)

講師に映画プロデューサーをお迎えし、
オーディション通過に欠かせないプロフィールのチェックを行います。
希望される方はお申し込み時に備考欄にてお知らせください。

講師プロフィール

萱野孝幸監督プロフィール

萱野孝幸監督

九州大学芸術工学部 画像設計学科卒業。
『夜を越える旅』(2022年劇場公開予定)がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021の国内コンペティション長編部門で優秀作品賞と観客賞を受賞、東京国際映画祭にて上映される。
堤幸彦監督 / 本広克行監督 / 佐藤祐市監督を中心とした映像製作プロジェクト『SUPER SAPIENSS』にて脚本を担当。
また、泉谷しげる氏を主役の一人に迎えた群像劇コメディ『断捨離パラダイス』が来年公開を控える。

【配信中の作品】 『カランデイバ』 『電気海月のインシデント

本ワークショップの目的

「俳優と監督、あるいは共演者同志が事前にディスカッションを徹底的に行った上で撮影本番に臨む」
それは映画制作における一つの理想形だと思います。
しかしスケジュールなどの都合から、共に試行錯誤するという機会を十分に確保できないケースは多々発生します。
その結果、撮影当日、あるいは完成した映像を観た時に「違う方向の準備もしておけばよかった」「他の解釈があったのではないか」「もっと監督と対話しておけばよかった」などの苦い思いをすることも少なくないのではないでしょうか。(お恥ずかしながら自分も監督として多々あります)

本ワークショップでは一つのシーンを2日間かけじっくりと深掘りしていきます。
短い台本を様々な角度から分析、その上で各々の自由な解釈や持ち味を芝居に落とし込む。
そうすることで今まで自身の中になかった演じ方:演技プランや役へのアプローチ方法を発見習得できるのではと考えます。
本ワークショップは、映画演技について妥協なく実験考察する場です。
俳優としての仕事をより一層豊かにするためのヒントを見つけるお手伝いができたなら幸いです。

開催の背景

私は映画製作に参加する傍ら、前身となるワークショップを福岡にて数年間に渡り行って参りました。
その中で、俳優が抱える様々な悩みを改めて知る事ができました。
出演にあたりどういう準備をすればいいかわからない、脚本が読めない、日々の訓練方法に悩んでいる、映画鑑賞の質が低い、そもそもオーディションに受からない、など...。
それらに対する具体的な答えを俳優自身が導けることを理想とし、試行錯誤を行ってきました。
この度は次回作も見据え、東京でのワークショップを開催させていただく次第です。

重視する点

・脚本読解に有用な思考方法を学ぶ。
・映画の性質に基づいた演技方法を追究する。
・台本の内容を無難に上手く演じるだけにとどまらず、あらゆるジャンルのアイデアを取り込む。
・シーンをより良くするためのコミュニケーション(ディスカッションや役柄に基づいた関係性形成など)を積極的に行う。
・映画撮影本番を想定し、演技と機材/ロケ地/小道具/衣装などの関係性についても考える。

お申込み

フォームが正しく作動しない場合、お手数ですが以下までご連絡ください。
kayanofilm@gmail.com